安い

スワンベーカリーと言えば、障害者の方が働かれているパン屋さんと言うことで、何度かTVで見たことがありました。全国各地の共同作業所で働く障害者の月給を調べてみると、平均1万円以下ということがわかりました。日給にすると100円台です。ヤマト運輸元会長でクリスチャンでもある小倉昌男氏(故人)はこのことに大変衝撃を受けたそうです。小倉氏はヤマト運輸のトップをリタイアした後、ヤマト福祉財団を設立し、ヤマトホールディングス株式会社と共に株式会社を設立し、障害者を雇用しながら月給10万円以上を目指すという「スワンプロジェクト」を立ち上げました。福祉施設の幹部職員に経営のノウハウを伝授し、一般の消費者を対象としたマーケットで売れる「製品」創りをめざしたセミナーを1996年から全国各地で開催し、意識改革に取り組んできたそうです。また、「アンデルセン」「リトルマーメイド」を全国展開しているタカキベーカリーの高木誠一社長という良き理解者、協力者を得て、同社が独自に開発した冷凍パン生地を使えば障がい者でもパンが焼けることが分かり、さっそく実践に移し、1998年6月、スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープンしました。現在直営店3店、チェーン店は25店をこえ、各地に展開しています。ちなみに、スワンベーカリーの店名の由来はアンデルセンの童話、「みにくいアヒルの子」からだそうです。前置きが長くなりました（＾－＾；駅からの道順JR埼京線板橋駅東口(滝野川口)を出たら、ロータリーの右手をまわり、CoCo壱番屋の方へ信号を渡り、右方向に進んだすぐ左手になります。明るい店内にはテーブル席が広がっていて、パンは左手の棚に並んでいます。トーストAセット￥500、トーストBセット￥400、むしケーキセット￥260、ピザセット￥500、自家製スパニッシュオムレツセット￥500とイートイン用のメニューもあるんですね。ちょうどお昼ぐらいだったのですが、ご高齢な方が何人かお食事をされていました。少し変わっているのが、ドリンクがコーヒー、紅茶以外、寒天スープも選べるってことです。このスープは一時期、我が家の夫も飲んでました（＾－＾；パンの他に焼き菓子もあって、詰め合わせにもしてくれるそうです。また、クリスマスケーキの予約も受け付けていました。セルフタイプのお店なので、トレーとトングを持って、パンを選んでいると、「今日はサンドウィッチもありますよ！」とお店の方に勧められました。パンはスワンベーカリー十条店で焼き上げて、運んでいるそうです。(十条店も今度行ってみたいと思います！）伺った時間が悪かったのか、パンの種類は少し少なめでした。購入したものパステルサンド(ほうれん草＆トマト）￥360白い食パンと茶色い食パンを使用したかわいらしい色合いのサンドウィッチですね。茶色い食パンは少し甘みがあります。パン自体はしっとりとやわらかく、サンドウィッチにぴったりです♪玉子、ハムトマト、チキンほうれん草の3種類が入っています。玉子は玉子フィリングとスライスしたゆで玉子のW玉子で、ハムトマトは、ハム、生トマト、トマト味のマッシュポテト。チキンほうれん草は、スライスチキン、生ほうれん草、ほうれん草入りのマッシュポテトでした。トマトピューレとマッシュポテトを合わすのは、とてもいいアイディアだと思いました！ピリッとソーセージ￥160ふんわりもっちりしたパンに、ピリッと辛いチョリソーが入っています。トッピングされたチーズもいいですね♪オニオンツナ￥150ふんわりとしたパンに、しゃきしゃきとした玉ねぎとツナマヨネーズ。定番のおいしさです！レジ担当は障害のある方でしたが、一生懸命仕事をされていましたね（＾－＾）営業時間が10：30～17：00と少し短いのですが、近所なので、また伺いたいと思います♪スワンベーカリー赤坂店には、クロネコヤマトマーク入りパッケージのバウムクーヘン(すっごく買いたいです　笑）などがあり、また夜は呑めるそうなので、赤坂店にもぜひ伺いと思います！