ジビエ料理専門のこちらへ、Go to イートを使ってお昼に行ってみた。カウンターのみの狭いお店だが人気もあり、コロナ対策も兼ねてか、このときは予約客のみで対応していた。看板メニューの一つ、鹿ラーメンを注文。ジビエ系に限らず何でも食べるので、鹿肉も何回か食べたことがある。クセはあるけれど熊肉よりは美味しいと記憶していた。ここのラーメンはHPでも紹介している通り、とてもシンプルだ。鹿肉などでとったスープに麵だけが入っていて、別皿に鹿肉ミンチと薬味が添えられているだけ。塩ベースのスープを飲むと確かに普段口にしている豚骨や鳥ガラとは一味違う。でも、それほど臭みは気にならない。ミンチや行者ニンニク、山ワサビなどを入れて、ささっと完食。初めて体験する人のためにこうしているのかもしれないけれど、個人的には鹿肉の炙りとか、竜田揚げみたいなものが乗っていて欲しかった。ちょっと物足りないかな。
猪ラーメン1000円@米とサーカス ダービー通り店 in 東京都墨田区江東橋久しぶりのラーメン部。ただ美味しいだけのラーメン屋へ連れて行っても、部員のみんなが満足しないだろう、と思いっきり変化球を投げてみた。と言うよりパスボール。高田馬場にある有名なジビエ&ゲテモノ料理店の錦糸町支店である此方へ。乾杯の後、串焼き5点盛り。左から鹿・ナマズ・カンガルー・うさぎ・カエル。特に鹿とカンガルーが旨く、これはリピ有り。続いて6種の昆虫食べ比べセット。紫蘇の上にあるのがコガネムシ。時計回りにイナゴ・蜂の子・カイコ・ゲンゴロウ・オケラ。これはジャンケンで決め、オレはアンパイの蜂の子を頂いた。仄かに蜜の味が漂い、甘い味付けがされた米粒のよう。更にゲンゴロウも頂いたが、こちらはノーコメント。サービスで頂いたハブ酒は普通に美味。メンバーが注文したヒル酒が悪臭&激マズで、店主も笑いながら「マズいっすよー」という程。そんなこんながあって、〆には猪ラーメン。かつて五反田に「ラーメン将」という店があり、猪骨スープを出すオレのお気に入りだった。そこと比べるとアッサリとしたスープだったが、獣臭は十分感じられた。かけスタイルで、紅生姜・胡麻・分葱・猪チャーシューは別添。将とは違うベクトルの、飲んだ後に食べるにはマッチしたさっぱり味のラーメン。今回はラーメンではなく、ジビエ&ゲテモノが主役となったが、皆がワーキャー言いながら楽しんでいたから、ヨシとしよう。