JR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口出口から交差点を渡った先にある居酒屋。1階通り沿いから階段を下った地下1階にあるお店です。店内は入口こそ狭めなものの奥まで広く伸びる通路の脇にテーブル席が幾つかあり、宴会用の席や7人用個室席もあって過ごしやすさの面でも不足はありません。料理は九州の名産を主力としていて、聞きなれない名物が多数あるくらい種類豊富。味わいも一般的によく口にするようなものとはちょっと違っており、それでいて味も良好です。●鉄板餃子10個ほどの餃子を寄せ固めて焼いたもの。中身も通常の餃子とちょっと違うような具を混ぜているような、独特ながら旨い餃子。丸みを帯びた形状で皮のもっちりとした食感がジューシーさをさらに押し上げています。●馬並みソーセージ1本で30cmくらいの長さに加えて太めのソーセージで、ハサミで切って取り分けるスタイル。脂身が少なくて肉質を強く感じる中身と、パリッと切れにくい皮のソーセージです。他にもチキン南蛮、揚げ出し豆腐、安納芋ポテトサラダ、など美味しいものが一杯。キビナゴもありますし、漬物系や珍味も結構あります。キュウリのようでネギのようでもある「人文字グルグル」はちょっと変わった味と食感。キャベツのとろける甘みを楽しめる「もつ鍋」もそこそこいい味です。一部の珍味は3種類の「三国盛り」、5種類の「五国盛り」といったセット盛り合わせもあり。飲み物は焼酎の品ぞろえが豊富でプレミア焼酎もあり、カクテルなどの飲み物も多数あり。ハズレとして用意されていてウイスキーの苦味が悪く出る「白くまハイボール」なんてものも。この日のお通しは明太子で、3つのメーカーの食べ比べとして出してくれる心意気。九州を存分に楽しめるお店であり、それでいて居酒屋としての質もしっかり満たしています。値段がちょっと高めなのがネックではありますが、不満なく楽しめるお店です。【2014年01月 初来訪 written by seshimo3】